2023.11.17 糖尿病予防講演会 in 長岡柏ライオンズクラブ 開催報告 アオーレ長岡 第1~第3協働ルーム

お知らせ

11月17日、午後1時から長岡柏ライオンズクラブ主催『糖尿病にならない! なってからでも役立つ知識』と題し、長岡中央総合病院 糖尿病センター長 八幡和明先生からご講演頂きました。当日はぐずついた天気にもかかわらず、50数名の方よりお集まりいただき、八幡先生のお話を熱心に、また、興味深く聞き入っておられた方が多々お見受けできました。

冒頭、先生のお話は11月14日が世界糖尿病予防デーということで、世界の主たる都市のランドマークが青色でライトアップするということでした。因みに東京都は東京都庁が青色になり、地元長岡は長生橋を青色にライトアップしたとのことです。また、世界で予防デーと称する日が設けられているのは 糖尿病の他はエイズ(HIV)というお話をされました。それ程、糖尿病は人々の暮らしに深刻な影響を与えかねないものだと教えて頂きました。

更にショッキングなことは日本人の20%が糖尿病を患ったり、また、その予備軍という統計上のお話をされました。

講演会後半では「では、糖尿病にならないためには。また、糖尿病なってしまったら。」ということでご講演を進めて頂きました。

筆者は体格からして糖尿病予備軍を自認しています。そんな筆者が講演から改めて認識したことは、兎に角、生活習慣を正すことに尽きるということでした。具体的には、1.食生活の改善。毎日3食の食事をとり、しかも腹8分目に留めること。 2.間食、夜食は控えること。 3.飲酒はほどほどに。 4.体を動かすこと。 5.心地よい睡眠をとること。

確かに上記のことを励行すれば糖尿病を患うリスクは減ることは以前から筆者も認識しています。しかし、筆者がこの講演で思うところ、八幡先生がご講演を通して伝えたかったことは “自分の1年後、2年後、そして将来を見据えた行動せよ!” ということではないでしょうか。  “病気になってから後悔してもあとの祭り。その前に己を啓発せよ。” ということではないのかなあ!?と感じました。

八幡先生のご講演の最後に糖尿病に患った時のお話がありました。要は上記の様に生活習慣を改善・維持し、その上に治療(クスリ)があり、決してクスリでは糖尿病は克服できないということで講演を結ばれました。

講演終了後に本日ご参加下さった方からの質問があり、八幡先生からは現在の健康診断結果の見方、日々の食事のとり方、食物をとる順番などご出席者の皆さんに分かりやすく、ご丁寧にご教授して頂きました。そして、講演会は予定時刻、午後2時30分に終了しました。

末筆になりますが、講演会開始前に、磯田長岡市長が講演を傍聴して頂く予定のところ、急な公務のために欠席したなればならないと自ら会場にお運び下さり、長岡柏ライオンズクラブ会長、三上Lと八幡先生にご挨拶されたことを加えさせていただきます。

会計 L 山﨑 明

 

≪追加投稿≫

長岡中央総合病院 糖尿病センター長 八幡和明先生の講演でありましたが、内容をユーモアを交えて解り易く語って頂き、出席して頂いた方々にとっても有意義な講演だったと思います。

柏ライオンズクラブ員からも会場設営の段階から積極的に参加頂き、成果のあったアクティビティだったと思います。

YCE青少年育成委員会 担当理事  L  小宮 信博