2024.3.13  長岡市立南中学校・平和学習支援     長岡市立劇場

奉仕活動

令和6年3月13日(水)、世界平和をテーマとして総合学習カリキュラムで平和を題材としている長岡市立南中学校2年生(優彩学年)に支援金の贈呈を行いました。昨年に続き、2回目の金銭支援アクトになります。13時30分に長岡市立劇場に集合し、優彩学年の皆さんの平和学習の集大成となる平和劇を観賞し、劇終了後に当クラブ会長・三上健一Lより支援金を贈呈しました。

筆者は初めて平和劇を観賞しましたが、内容の深さもさることながら、中学生2年生が約1年をかけ、テーマに沿った調査を行い、各地に残されている戦争の爪痕を訪れ、それを劇仕立てにしていった過程にまず驚かされました。そして舞台を作るまでに表舞台の担当、裏舞台担当とそれぞれの役割分担を決め、全て自分たちの手で発表まで漕ぎつけてきたという事実に、只々、驚嘆しました。

更に劇中を通して感じたことは、昨今の大人達が兎角、過去の過ちを語ろうとはしない風潮に対し、その戦争という悲惨な事実を正面から受け止め、ともすれば、自分たちの先祖が戦火に遭い、そのルーツが途絶えたかもしれなかったという現実を知り、今、こうして自分たちが生を受け、生存しているという奇跡を知ることにより、戦争のない平和な時代をより願う学生の皆さんの偽りのない強いメッセージを感じました。

最後に、このような平和をテーマとした総合学習発表の場に多くの皆さんもご覧になってください。必ず心洗われる場面に遭遇すると思います。支援するというより”目から鱗が落ちる思い”のするアクトでした。

(会計・L 山﨑 明)